<日記> 2012年8月 katan レビュー

ゲームに関する記事はこちらへ移転しました。
ADVGAMER

<日記> 2012年8月

月初めに日記を書こうと思っていたのだけれど、
ゲームに時間を取られて遅くなってしまいました。

まずは、WEB拍手ありがとうございます。
7月に拍手数の多かったトップテンは以下の通り。

<日記> う~ん…
96年頃のアダルトゲームの売上の話
【さよならを教えて】
EVE バーストエラー 各論
【Natural ~身も心も~】
【はじめてのおるすばん】
1988年のアダルトゲームの歴史 その1
【俺たちに翼はない】
【沙耶の唄】
【ジサツのための101の方法】


とりあえず拍手コメントへの返事は拍手コメント欄内に書いているのですが、
個別に返信用の記事を用意した方が良いのかな?
それと非公開コメントには返事を書いていないのですが、
非公開コメントで質問形式の場合は、
どのように返事をするのが適切なのでしょう…?

それと、ブログのレイアウトを変更した関係で、
やたらと簡素化してしまいましたが、
記事のコメント欄自体も閉鎖はしていません。
何か書けば反映されるはずです。
質問等があればコメント欄からでも大丈夫なのですが、
分かりにくいかな。


美少女ゲーム100選を地味に更新しました。
一番古いのが83年のゲームなので、2012年までで30年ですか。
単純に計算すると、一年辺り3本~4本になります。
2011年と2012年は合わせて6本が入っていますが、
2012年はまだ半分しか過ぎていませんので、
1年半ということを踏まえればここ10年くらいでは優秀な方なのかなと。
ここ数年は、個人的には一時期よりもわりと楽しんでいるように思います。

ただ2011年は名作には及ばずとも良作と思えるゲームが多く、
それで満足度が高かったんですよね。
私の場合、凄く好みで楽しかったってのが良作(C)で、
好きでもないけどこれは凄いなってのがBの名作になることも多いので、
良作が多いのは楽しめた率が高いってことにつながりますから。

今年は名作と思えたゲームのペース自体は、
昨年と比べてそれほど違いはありません。
しかし良作と思えるゲームが激減したことにより、
それでいまいち楽しめていないように思います。
それもあってか、アダルトゲームに対する興味がこの半年で激減しました。
もうラノベもどきの読み物は要らないってのもありますしね。

ところで今年のゲームの感想は書いていないのですが、
このまま読み物系のADVしかないのであれば、
もう新作の感想は書かないつもりでいました。
しかし何本か意欲の沸くゲームが登場しており、
どうしようかなと考えている最中です。
仮に書くとしても2012年分は楽しかったゲームだけにすると思いますし、
今のところ名作だと思ったゲームは3本なので、そうなるとMAXで3本。
それくらいなら書く時間もありそうですが、
需要があるか分からないわりに長くなりそうなので、
後回しになりそうですけどね。

それらのゲームと近からずも遠からずな話題なのですが、
個別のゲームの感想で別のゲームを名指しして比較するのって、
あまり好ましい手法とは言えないでしょう。
でも、そうしたくなる場合もあるので、
この場を用いて今回は少し遠まわしな例えから語ってみたいかなと。

以前フビライ犯さんとの会話の中に、『ネクロノミコン』が出てきました。
ネクロノミコンはPC98用のゲームで、根強いファンも多いゲームでした。
ただ、評価という観点からは難しい面も含まれたゲームだったと思います。
というのも、ストーリーがオマージュというか、
ぶっちゃけ原作のまんまなんですよね。

例えばシナリオにしか興味のない人でも、
原作が良いだけに原作を知らなければまずほとんどの人が楽しめるでしょう。

逆にシナリオにしか興味のない人で、かつ原作が大好きな人の場合には、
パクリとか盗作紛いの内容であるとして毛嫌いする人もいたようです。

じゃあお前はどうなのってことですが、
私の場合はシナリオはゲームの1要素としか見ていないので、
どっちにも当てはまらないのですよ。

ネクロノミコンの場合、シナリオだけなら原作を読めば足りますし、
あえてこのゲームをする必要はないのでしょう。
しかし秀逸なグラフィックによりクトゥルフの世界を視覚化させ、
当時まだ馴染みの薄かったクトゥルフの魅力を伝えた点は見事でしたし、
主人公がプレイヤーの分身として移動したり調べたりするゲーム構造により、
読むのとは異なる追体験をすることができました。
そういう部分を高く評価するのであれば、
素晴らしいゲームと捉えることもできるでしょう。
確かフビライ犯さんとの会話の中では、
評価するとなればシナリオ以外の残った部分かとなったように思いますが、
仮にシナリオの素点を低く見積もったとしても、
それ以外の要素によってトータルでは高く評価しうる作品が、
ネクロノミコンだったように思います。

同じようなシナリオでも、演出の仕方次第で全く異なった印象を抱きます。
それは単にエフェクトの使い方のような狭い範囲に限ったものではなく、
私の場合はゲームのシステムというのも、
ある種の演出として捉えている部分があります。
一見すると同じようなシナリオでも、
ゲームシステムが異なれば違ったものに見えてきます。
極端な例で言えば、バイオと弟切を同列に見る人はいないでしょうから。
ゲームシステムと言ってもADVには限りがあるのですが、
それをシナリオと上手く融合させることができれば、
そのシナリオは唯一無二の個性を持った新たな作品として楽しめるのです。

ADVでシナリオが大事なことは確かなのですが、
ゲーム内におけるシナリオそのものに限るのであれば、
斬新なものなんてのはほとんどありません。
文章力云々などと言ってみても、
言葉は悪いですが所詮は小説家崩れの人ばかり。
巷で評判が良いからやってみたけど楽しめなかったADVは、
この10年ほどで飛躍的に増えてしまいました。
近年のADVはほとんどがノベルであり、読むだけです。
絶賛されるシナリオの多くも他所で見かけたようなものが多く、
まだシステムと融合していればゲームとしての新しさも感じられますが、
読むだけの作品ではそういうこともありません。
それで私は、ここ10年ほどのノベルで素直に楽しめないのが多いのです。
もしゲームとしてちょっとでも変化が加えられていれば、
それだけでゲームならではの別なものとして楽しめるのですが、
そういうちょっとしたものすらないゲームが多いのですよ。

シナリオやゲームシステムそのものもさることながら、
その両者の融合こそが大事なのだと、
それが私の根本的な思想なのでしょうね。

ところで、先日クリアしたゲームも似たような感じになります。
シナリオ自体は特別目新しいとまでは言えず、
例えばアニメでは何でもエヴァのパクリと言い出す人もいますが、
そういう人には「~に似ている」って言われがちなゲームなのです。
その「~」に該当しそうなのが、ここ10年ほどのノベル内に幾つかあります。

問題はその「~」に該当しそうな作品で、
その中には世間で高い評価のゲームも多いんですよね。
でも私はどっかで見たような内容ばかりに思えて、
大抵の場合はほとんど評価していません。
「~に似ている」って言うけどさ、
その「~」だって所詮は別の何かの模倣だろって感じで。

先日クリアしたゲームもシナリオ単体では同様なのですが、
シナリオに合わせたゲームシステムを用意し、
或いはシナリオとの融合を図ろうとした姿勢が見えるわけでして。
そのおかげで他とは重ならない個性を持った作品として楽しめたし、
過去の「~」の多くよりも格段に楽しめたんですよね。

読むだけのゲームを否定するわけではないですが、
ゲームなんだからゲーム性も加えて欲しい。
でもゲーム性がシナリオと乖離していると、
時間稼ぎの作業に見えかねません。
シナリオとゲームシステムの融合というものを大事にした作品が増えると、
個人的には嬉しいのですけどね。


そういや全然関係ないですが、
ようやくGA 芸術科アートデザインクラスのBD版が発売されるそうで。

好きな作品だけに、嬉しいですね。
野田ミキがかなりツボだったのだけれど、
徳永愛さんってもっと何かに出ないのかな…
他のアニメにももっと出て欲しいものですね。
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